綺麗なメダカを選別したり、撮影に使われる選別容器。今回は、100円均一のグッズを使って手軽に用意する方法を解説します!
目次
そもそも選別容器って?
選別容器とは、メダカや熱帯魚等の生体を見やすくするための容器です。普段は透明な水槽や映える色等考えずに飼育している方も多いかと思いますが、綺麗に写真を撮ったり、良い生体を選別して産卵させようとする際に、良く生体の色を見るために用いられたりします。
熱帯魚の場合は水槽で買う人が多いため、横から見た場合の容器のみ用いられやすいですが、メダカの場合は上から見るのがメインとなる飼育方法をしている方も多いため、どちらも必要となります。
上から見る選別容器
上から見る用の選別容器は、加工の必要はありません。
メダカ用品がたくさん売っている、100均のセリアに行って購入しました。右の黒い方はなんと!メダカの選別用ボウルとして売られています♪
左側の白いボウルは、キッチン用品として売られているものを購入しました。
多くの品種は、黒い容器で選別しますが、オロチメダカ(黒系)は黒色の容器だと同化してしまうため、白色の容器を用意します。
尚、セリアにはメダカの産卵床も売られています♪
こちらの産卵床については、別の記事で紹介したいと思います。
横から見る選別容器
横から見る用の選別容器は、100均には売っていません。購入すると数千円もする、やや高価なものです。
そこで、自作する方法をご紹介します。
準備するもの
100均(セリア)で購入したもの
虫カゴとマスキングテープを購入しました。
ホームセンターで購入したもの
アクリルスプレーを準備しました。こちらは、100均には売っていないため、ホームセンターで購入しました。防水性だけ確認し、それ以外は何でも良いので安いものを選びましょう。尚、ツヤありタイプよりツヤ消しタイプの方が反射が防げるのでおすすめです。
作業1: マスキングする
塗装する面は、背面と底面です。それ以外の部分は汚れないよう、マスキングテープと新聞紙を使ってマスキングします。
※下のケースだけ、耐水ペーパーで削ってあります。こうすることにより塗料が剥がれにくくなりますが、黒色を塗るときは傷が白く残ってしまうことがあるため、白色以外は削らないことをおすすめします。
作業2:塗装する
新聞紙等を敷き、その上でアクリルスプレーを吹きかけて塗装します。あまり薄すぎると後ろが透けてしまい、濃すぎると液垂れして固まってしまうので注意!
これが中々難しく、黒色の方は液垂れしてしまいました ^^;
ただ、薄くて透けてしまうのは問題ですが、液垂れしても肝心の内側には影響が無いため、薄いよりは多めに吹きかける方が良いです!
作業3: 乾いてからマスキングを外し、完成♪
完成した選別容器がこちら!
裏面から見ると、液垂れやムラは気になりますが、表面から見ても目立ちません。
まとめ
アクアリウムは色んなところにお金がかかりますが、このようにDIYすることで安価に済ませることができることもたくさんあります。また、最近はメダカブームということもあり、100均がどんどんメダカ用製品を置いてくれるようになりました。
工夫次第でお安く済ませることができることはたくさんあるので、これからもどんどんお役立ち情報を配信していきます♪