メダカ

【初心者向け】メダカ販売や副業の方法を完全解説

睡蓮鉢を泳ぐブルームーン

メダカの楽しみ方には、飼育したり繁殖する楽しみ方などがありますが、今回は増やして販売する楽しみについて書いてみます。

今後、メダカ屋さんになりたい方、会社員をやりながらメダカ販売をしてみたい方向けの内容です!

メダカ販売で成功する為に必要なこと

1.飼育・繁殖のスキルを高める
2.メダカの相場・トレンドを抑える
3.種親への購入資金はしっかりと出す
4.SNSなどで情報を発信する
5.販売者としての信用を大切にする

この5つがメダカの販売を行うには、とても重要です。
逆に言ってしまえば、この5つを抑えられれば成功しやすいということですので、
この記事で解説していきたいと思います。

飼育・繁殖のスキルを高める

ドラゴンブルー飼育スキルを高めて、大切なメダカの死亡リスクを減らしましょう

高級メダカを死なせてしまうリスクを減らす

販売目的でメダカを飼育する上での最大のリスクは、当然「メダカが死んでしまう」ことです。その為、初心者の方がいきなり数万円するような高級メダカを購入することはお勧めしません。

飼育、管理の仕方次第でメダカを死なせてしまう可能性が高いからです。
メダカが死んでしまう時の、主な原因としては病気・過密飼育・水質の悪化・やせ細りなどがあります。
まずはメダカを元気に健康に飼育することを目指しましょう。

メダカを死なせない為の飼育方法であったり、管理方法をある程度経験した上で、少しづつ高い品種の飼育に調整するのが良いでしょう。

メダカの繁殖にはいくつかの条件を抑える必要がある

水温

水温は最低でも20℃以上と言われていますが、経験上25℃以上でないと産卵が始まりません。理想は28℃前後です。大体、5月~6月くらいには産卵ペースが一気に上がるので自然界でいうと初夏から9月頃までの水温で維持したいところです。

日照時間

日照時間は13時間以上で産卵します。
外で飼育する場合は、4~10月頃の日照時間が目安になります。

室内飼育の場合は室内照明で代用可能ですが、室外日光のほうが圧倒的に産卵しやすい状態に持っていきやすいです。

メダカが健康であること

何よりメダカが健康であることが重要です。水質が悪かったり、十分な栄養が行き届いていない状態ですと、当たり前ですが産卵する状況にはなりません。

室内水槽で繁殖する際は、かならず大きめの飼育容器にするなど、水質が悪化しにくい環境づくりを行いましょう。

メダカの相場・トレンドを抑える

メダカ販売では相場と人気メダカのトレンドを抑えることが大切

メダカ販売では、「相場」と「トレンド」を把握できていることが非常に大切です。
情報量の多さは何事も有利に進められますが、メダカのブリーダーの方はやはり、メダカ協会の知り合いを通じて最新情報を仕入れていたりと業界の情報に精通している方が圧倒的に多いです。

相場=価格が高いと効率の良い取り引きが可能

相場情報を知ることで、高い価格で取引されているメダカの情報が分かります。

あくまで「販売する上で」という前置きが必要ですが、価格が低い品種の販売は取引回数を増やさなくてはならないので、販売効率がどうしても悪くなります。

メダカは発送するまでに、梱包の手間や集荷依頼などの手間がかかります。
できるだけこの手間を減らす必要がありますので、高い品種を少ない回数で取引するのが理想です。

ネット販売中心の人は、中々大変なので価格が高い品種で取引することをお勧めします。

人気=購入される確率が上がる

多くの場合は、価格が高いと人気もある事がほとんどですが、
販売する上で人気めだかのトレンドを抑えることは非常に重要です。

人気が高いメダカは当然ながら売れやすいので、販売面でのメリットが非常に大きいです。

売れにくい品種を繁殖していくと、捌き切れずに数だけ増えて売れないということがあるため、出来るだけ人気メダカのトレンドを抑えることをお勧めします。

最新の相場情報やトレンドはアクアネットコラムでも配信していますので、ご覧下さい!

最新の相場やトレンドはどうやって知ったら良いの?という方は、このアクアネットコラムでも毎月情報発信しておりますので、気になる方はぜひ以下の記事も参考に見ていってください!

種親への購入資金はしっかりと出す

ドラゴンブルー種親は繁殖する上で子の質に影響するので非常に大切です

本気で販売する方は、種親の購入資金に余裕を持ちましょう

これはあくまでも本気で販売、ブリーダーをしていきたい人向けの内容にはなりますが、販売メインとする場合は種親(繁殖の元にするメダカ)の購入資金はケチらない方が良いです。

理由は単純ですが、相場が高く人気のメダカのほうが効率よく販売できるからです。
好きなメダカを売っていくのが一番楽しいですが、シビアに販売をしていきたい方はその時期に人気が高く、価格も高い品種を狙うのがオススメです。

種親購入に2万円使ったとしても、稚魚のセットを5,000円で4回販売すれば、メダカを楽しみながら回収できる

具体的な例でいうと、例えば種親の購入に20,000円掛かってしまった場合です。

決して安い金額ではありませんが、5,000円で稚魚のセットを4回売れば20,000なので、その時点で元が取れその後はすべて利益になります。

販売した利益は、次の種親の購入資金に回すのがオススメ

増えたメダカを販売していくことで、出た利益をまた他の種親の購入資金に回し、また好きなメダカを飼育しつつ、増えてきたら欲しい人に販売していくことができます。

メダカ飼育を楽しみつつ、増えたら販売する循環が出来るので理想的なメダカブリーダーの楽しみ方が実現できます。

メダカの品種が出回り始めてから時間が立ってしまうと、供給され尽くして販売が難しくなることも

メダカの新しい人気品種が出回り始めて半年もすると、最近の傾向では供給され尽くしてしまいます。

供給され尽くしてしまうと、もちろん出品してから暫くたっても中々売れない、、、ということが起こりやすくなります。
早期に入手するのは中々難しいとは思いますが、早い段階で繁殖から販売までできるのが理想です。

卵から産卵まで1〜2ヶ月かかるので、できれば親を買った方がすぐに産卵するので、時間短縮になる

最速でも卵から孵化して、成魚になって産卵するまで1〜2ヶ月はかかります。そのため、可能であれば成魚、もしくは若魚の状態で購入できれば数週間で販売まで持っていける可能性が高くなります。

・健康に育てて、産卵までの期間を短くする
・成長した個体を譲ってもらい繁殖する
この二点が時間短縮する上で重要になってきますので、やっていない方はぜひ試してみましょう。

SNSなどで情報を発信する

TwitterやInstagramなどのSNSで発信することは集客という観点で非常に重要

販売できるメダカが増えてきても、そもそも販売者として知られていなければ中々販売することが難しいです。

「集客」という視点からもTwitterやInstagram、Youtube等を使った情報発信は非常に重要です。

人気の方ならTwitterの販売アカウントで告知した直後に売れる事が良くあります。

Twitterでの知名度があり、人気の方が販売しているのを見かけることがありますが、フォロワーが多く、ファン化できている販売者の人がメダカの情報を発信した場合、一分もしないで売れていることも見かけます。

ヤフオクやどこかの販売サイトを経由しなくても販売できるのは、販売者としての強みがあります。

ただ、残念ながら誰でもすぐにそのようになれる訳ではありません。
日頃からコツコツ情報発信して、積み上げてきた信頼があるからそのような事ができるということもありますので、焦らず地道に情報発信していくことをオススメします。

SNSアカウント自体をお店にすることが出来ると考えたら、やらない理由がない

日頃からコツコツ情報発信するのは大変だ、、、という方もいると思いますが、本気でお店やブリーダーをやりたいのでれば、やらない理由はないと言っても過言ではないでしょう。

アナログで地道に呼び込みを行うよりも、SNSは費用が掛からず多くの人に情報を届けることができるので非常に魅力的な手段と言えます。

まず認知してもらうことが大切なので、ぜひSNSを活用してみるのはいかがでしょうか?

お店やブリーダーはまず認知してもらうことが、何よりも重要です。
TwitterInstagramYoutube自分がやりやすいSNSを活用して、積極的にSNSを活用してみてはいかがでしょうか。

アクアネットでもアクアリウム専用のSNS機能「アクアライン」がありますので、ぜひこちら活用してみてください!

販売者としての信用を大切にする

メダカの飼育容器ブリーダーとしての信用は何よりも大切です

信用出来ない人からは購入したくないと思うのが、購入する側の心理

一番大切なのが、この5つめの「販売者としての信用」です。購入する側としては、知らない人や信用できない人から購入することは、当然避けたいと思います。

逆に、信用のある人であれば多少相場よりも高いとしても、安心して販売できるので多少金額が高くても購入したいと思われます。

特にヤフオクでは、利益目的で行き過ぎた詐欺まがいの出品者が増えてきている

メダカをビジネス重視の利益目的で、行き過ぎた出品者の方も多くいます。ヤフオクの卵販売でよくあるのが意図的に別の卵を販売するケースです。

こういった行為は、当然取引相手を悲しませてしまいます。こういった手口は信用を削ってお金を得ているとも言えるので長くは続きません。絶対にこういった出品者になることは避けましょう。

「メダカは生き物である」という意識を忘れずに、購入してくれた人に喜んでもらえる販売者になりましょう

何より大切なのは、メダカは生き物であるということを理解した上で購入してくれた人に喜んでもらえるような販売者になることです。

メダカを大切に育て、増えすぎたものを必要とする人に販売していく気持ちで、購入者の信用を得ていくことをオススメします。

まとめ

1.飼育・繁殖のスキルを高める
2.メダカの相場・トレンドを抑える
3.種親への購入資金はしっかりと出す
4.SNSなどで情報を発信する
5.販売者としての信用を大切にする

この5つの点に注意して、メダカを楽しみながら好きな品種の販売していくのがお勧めです。
メダカの販売者としてどれも必須のポイントとなってくるはずなので、一つずつ意識してチャレンジしてみると良いでしょう。

メダカ愛好家同士、気持ちの良い取り引きができる販売者を目指していきましょう。

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SunanekoTV
Web制作会社でWebディレクターをしています。もうすぐ6年勤務。 個人事業として、動画制作やWebライティングに没頭中。Youtubeでは、会社員向けのめだか副業シリーズを配信。お気軽にフォローして下さい! 多趣味人間で今はメダカが激アツ。