水草を発送する際の梱包方法を解説！

水草を育ててアクアリウムを楽しまれている皆さん、実は余った水草って簡単に売れるのです！そしてコツコツと販売を続けていれば結構なお小遣い稼ぎになります。水草を販売して貯めたお金でまた新しい水草を買ったり、より良い設備を投資したりもできます。

今回は「水草をフリマアプリやオークションで販売したい！」という方向けに、水草発送のための梱包方法を解説していきます。

YouTubeでも解説しておりますので、動画も併せてご覧ください。

水草の梱包に必要なものは？

梱包資材としては下記４点を使用します。

キッチンペーパー
プラスチック容器
ポリ袋
封筒

以上4点の梱包資材は１００円ショップですべて揃います！梱包する水草の量やサイズに合わせてお近くの１００円ショップでご購入ください。

キッチンペーパー

販売する水草を一番初めに包むために使用します。水に浸したあと、水草を包むことで輸送時の枯渇を防ぎ、水草の状態を維持します。

プラスチック容器

キッチンペーパーに包んだ水草をプラスチック容器に入れます。密閉と、輸送時に水草が潰れるのを防ぐのに役立ちます。

ポリ袋

プラスチック容器に水草を入れ、密閉したものの、どうしても水が漏れてくる場合があります。漏れた水を外に逃がさないように、さらにポリ袋を入れて密閉します。

封筒

キッチンペーパー→プラスチック容器→ポリ袋の順に水草を包み、最後に封筒に入れて郵便局に持っていきます。大きさは大小さまざまです。余裕を持った大きさの封筒を選ぶとよいでしょう。

水草の梱包方法

今回はアクアリウムをする上では定番中の定番「グリーンロタラ」を例に、梱包方法を解説していきたいと思います。

水草をキッチンペーパーに包む

まずは、水草をきれいにカットし、長さをそろえてあげます。カットした切りくずはしっかり取り除いてあげましょう。そして、そろえた水草を水で濡らしてしぼったキッチンペーパーで包みます。

キッチンペーパーは水分を含みすぎると、逆に包んだ水草を痛めたり、封筒からの水漏れの原因となります。しぼって広げた際、ほんのり水気があるくらいが丁度いいです。

水草がはみ出なように四方をしっかり包み込みます。少しでもはみ出ると、そこから水草に含まれる水分が蒸発し、枯渇する恐れがあります。

水草を包んだキッチンペーパーをプラスチック容器に入れる

先ほど包んだ水草を次はプラスチック容器に入れます。ここでは容器のサイズを測り間違えないように。ぴったりと入るサイズのものを選びましょう。

プラスチック容器に入れる目的は輸送時に水草の形状を崩さないためです。ギチギチになるまで水草を入れないように注意してください。

プラスチックケースに入れた後はセロテープで隙間なくとめます。

プラスチック容器をさらにポリ袋に入れる

セロテープでしっかりと密閉したプラスチック容器をポリ袋に入れます。ポリ袋に入れる目的は２つあります。

１．空気を入れながら容器を包み、クッションを作る

空気を抜くようにしてプラスチック容器を包むのではなく、少し空気を入れ込んで包み、とめることで輸送時の衝撃を抑えるクッションを作ります。

２。漏れてしまった水を受け止める最後の壁

プラスチック容器をしっかり密閉しても、水がどうしてもまだ漏れてしまう可能性があります。ポリ袋をさらにかぶせて、外に漏れださないための最後の壁とします。

封筒に入れる

最後に、何重にも包んだ水草を封筒に入れて終了です。封筒に記載する情報は下記のとおりとなります。

①取引相手の住所・名前

②自分の住所・名前

③「第４種農産種苗」の記載

ただし、フリマアプリと場合は匿名発送等も可能なため①と②は必要とならない場合もあります。また、水草は基本「第４種農産種苗便」という苗や種を郵送する便での発送が可能です。送料も安めなので、是非ご利用ください。利用の際は、封筒表面のわかりやすい場所に記載します。

この段階では封をしないようにしましょう。郵便局へ持ち込む際、局員の方が、中身をチェックします。

水草を郵便局へ持って行き発送しよう！

梱包が完了したら、あとは郵便局へ持って行き、送るだけです。発送完了までの流れは下記の通りです。

①郵送窓口へ持ち込む

②「第４種農産種苗便」と伝える

③中身を局員の方にチェックしてもらい、その場で封をする

④重量を測ってもらい、重さに応じて料金を支払う

⑤支払い後、局員さんが梱包された受領

第４種農産種苗便の重量に対する料金

～５０ｇ	７３円
～１００ｇ	１１０円
～１５０ｇ	１３０円
～２００ｇ	１７０円
～３００ｇ	２１０円

何度も水草を販売し、郵便局へ持って行った経験から言うと、局員の方はほとんど第４種農産種苗便を知りません・・・。そのため、最初は局員が料金やチェック方法を確認するでしょう。何度も同じ郵便局へ足を運び、発送することで徐々に郵送方法を覚えられます。

発送から到着までのリードタイム

普通郵便の場合、下記がおおよその発送期間となります。※発送地域により異なる場合があります。

・県内：翌日～２日
・同じ地方（関東・関西・中部・東北単位」：２日～３日
・地方をまたぐ場合：３日～４日

速達の場合は、遠方の場合でも２日以内には到着します。また、速達は普通郵便と異なり土日祝も配送期間となりますので、休日をまたぐ場合でも安心できます。（※別途料金発生）

まとめ

以上、簡単ではありますが、梱包・発送方法について解説してきました。

水草を弱らせずにしっかり送るためには、水漏れを防ぎ、つぶさないようにすることが基本です！キッチンペーパー→プラスチック容器→ポリ袋→封筒の４重梱包をすれば、ほとんどの確率で無事に取引相手のもとへ届きます。ただし、発送→到着まで時間が経ってしまうとどうしても水草が傷んでしまうので、土日を挟む発送は避けるor速達がオススメです。

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