水槽立ち上げ

水槽の水換え・メンテナンスの基本について解説!

今回は、アクアリウム水槽を管理する際のメンテナンスの基本について解説いていきます。アクアリウムを始めたはいいけれども、『すぐに水槽内が汚くなってしまった』という時はどのように掃除をしていけばいいのか?どれくらいの頻度で行なっていけばいいのかについて項目ごとに見ていきましょう。

日々の水槽の水換え

水槽の水替えはアクアリウムにおけるメンテナンスの基本中の基本です。水槽の様子をうかがいながら、適切な頻度で行うことが大切です。

基本の水替え頻度

初心者の方が、まず1番気にされている『水換えの頻度』についてですが、結論から言いますと、『水槽の状態による』が正解です。しかし、どの状態の時にどの頻度ですべきかを、アクアリウムを始めたばかりの方は判断がしづらいかと思います。。そういった場合の、基本的な水換えペースは1週間に1度、水全体の1/31/2となります。このペースを守り、毎週欠かさず行いことが大切です。平日はなかなか水替えが難しい場合でも、土日のお休みに30分だけ時間を作り、習慣にしていけばすぐに慣れてくるのではないでしょうか。

藻類が発生しはじめたときの水替え

藻類が発生し始めた場合は、通常の水換えよりも頻度・量を増やすのが一般的になります。発生する藻類の種類にもよりますが、この場合は2日に1度、水全体の1/2が目安になります。このペースを1週間ほど続けてみて、藻類が少なくなってきた・成長が止まってきたと感じたら少しずつペースを落としていきましょう。

藻類の発生スピードが速くなってきたときの水替え

藻類の発生スピードが上がってきた場合は、とにかく現状の水を出来るだけ早く入れ替えなければなりません。かといって全ての水を抜いて、また入れ替えてしまうと逆に水質に悪影響を与えてしまいます。この場合の基本は、毎日水槽全体の1/31/2くらいを1週間弱続けるのが良いかと思われます。ただ、水を変えたからといってすぐに改善されるわけではなく、藻類をしっかり食べてくれる生体を入れたり、そもそも除去出来ないほどのしっかり根付いた藻類は、付着元の水草からカットしたり、レイアウト素材を取り除くなどの対処が必要があります。

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水替えをする際に一緒にしておくといいメンテナンス

ガラス面の藻類を落とす

水槽管理をしていると、必ずといって良いほどガラス面に藻類が付着します。スポンジやガラス面専用のメンテナンスツールを使い、ゴシゴシとりましょう!

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メンテナンスする際の重要箇所の一つです。吸水口にゴミが詰まっていると、フィルターの効果の低下をまねき、水槽全体の水の廻りが悪くなります。結果、生体にとって良くない環境になったり、藻類が発生しやすい水質となります。特に水草のトリミングを終えた後の水槽掃除ではカットしたあとのカスがかなり出やすいですので、念入りに取り除きましょう。

水草の隙間に溜まったゴミを取り除く

こちらもしっかりと取り除きましょう。水草の間のゴミを放置しておくと、水の循環に悪影響を及ぼし、水草の成長の遅めたり、藻類発生の原因となります。

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レイアウト素材に付着した藻類を取り除く

こちらも忘れずに取り除いて置きましょう。特に石や流木素材に付着した藻類は、早めに取り除き、増殖を防いでおきましょう。せっかくの素材が黒髭苔などに侵されて、無残な姿になる前に、こまめにメンテナンスすることが重要です。

フィルター掃除をする際に一緒にしておくといいメンテナンス

フィルターのメンテナンスは水槽管理の中ではとても大切ですが、割と大掛かりな部類に入りますよね。そんな大掛かりなフィルター掃除をする際に、一緒にまとめてメンテナンスすべき箇所を挙げていきます。

吸水/出水パーツのメンテナンス

日常の普通の水換え程度では掃除しないであろう吸水口/出水パーツ。久しぶりにこれらも掃除してみようとすると、パイプ内にかなりアカ・藻類が詰まっている、なんてこともあります。このタイミングで一緒に洗ってあげましょう。

フィルター内のろ材交換

フィルターを掃除する際には定期的に濾過材交換を行いましょう。濾過材によって、交換頻度が違いますので、それぞれ交換時期を確認して、新しいものに変えることをお勧めします。

その他水槽に設置しているパーツ

エアレーションパーツ・ヒーター・ファンなどの、水槽内に設置してある用具も洗う・磨くなどをして定期的にメンテナンスをしてあげましょう。

その他の定期的にするといいメンテナンス

そのほかにも下記のような水槽用品を使われているかと思います。一つ一つ定期的にチェックをして、不具合がないかの確認をすることをお勧めします。また、知らない間に手の届かない場所にホコリが大量に溜まっていいることもあります。特に配線付近にホコリがたまってしまうと、そこから発火してしまうという危険も生じますので、普段目に触れない箇所のチェックも怠らないようにしましょう。

照明器具のメンテナンス
→ホコリなどの拭き取り・照明部分の水アカの拭き取り

配線関係のメンテナンス
→コンセントまわりのホコリの拭き取り

水槽台のメンテナンス
→水槽台の中の整理整頓・台まわりに垂れた水滴・ホコリなどの拭き取り

メンテナンス後の美しいあなたの水景をアクアネットで共有しよう!

水槽掃除をしてピカピカになった水槽を、誰かと共有してみませんか?アクアネットには写真投稿機能があり、スマホで撮影した写真をコメントと一緒に、自由に載せることができます!

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水草をこよなく愛する。全世界に広めたい。/アクアリウム歴15年アマ/水草プレゼント企画定期的にやっています。