ボトルアクアリウム

全てが自作のオリジナルアクアリウム作り【育てる水草】レビュー

アクアリウムと聞くと、皆さんはどんなイメージを持ちますか?

良いイメージ

  • 自分の好きなお魚を入れて自分だけのミニ水族館を楽しめる
  • お魚がかわいい
  • オブジェや水草で自分好みのレイアウトを楽しめる

悪いイメージ

  • お魚の世話が大変
  • 場所も設備も必要になるから置く場所に困る
  • 市販の水草には貝や虫の卵がついていることがあるからケアが大変

人に「アクアリウムやっているよ、楽しいから一緒にやってみない?」と話すと、だいたいこのあたりの声が返ってきます。

ふむふむ、なるほど、言われてみればたしかに、、、。どれも真実かもしれない、、、、だけど「それが全てではない!」と、私は心の中で叫ばずにはいられませんでした。

なんとかして、先述の「悪いイメージ」を払拭して、アクアリウムって気軽に楽しめて、めっちゃ癒されるものなんだということを一人でも多くの人にわかってもらいたい。

そんなことを日々思いながら、アクアリウム関連アイテムをネットでぼーっと眺めていたら、こんな素敵なものに出会ってしまいました。

どんなものかを簡単に説明すると

  • 水さえあれば自分だけの水草水槽が作れちゃう!
  • お魚だけがアクアリウムじゃない!お魚がいてもいなくても美しいコンパクトアクアリウム
  • 種から自分で育てるから害虫の卵の付着の心配がない!
  • 小さなガラス鉢だから置く場所を選ばないコンパクトさ!

このアイテム一つで、先述の「悪いイメージ」が全て払拭できてしまうという、アクアリウム布教者やアクアリウムデビュー者にはもってこいの優れものです。

さっそく購入してみたので、開封からレイアウト作成、日々の成長の過程なんかをレポートしていきたいと思います。

実際に育ててみてわかった注意点などについても書いていきます。

  • アクアリウムに興味があるけど「悪いイメージ」が邪魔をしてあと一歩が踏み出せない方
  • コンパクトなサイズの水槽を探しているアクアリストの方
  • 種から水草を育てて、最終的に養殖したい水草マニアの方(!?)

などなど、アクアリウムに少しでも興味がある方にとって、このブログがお役に立てたら幸いです!

はじめに注意しておくこと

この製品に含まれている水草は、以下の環境を推奨しています。
発芽室温:22℃~26℃栽培水温:20℃~28℃種まき時期:3月~10月

冷暖房を使用して温度を調整できる場合はこの限りではないと思いますが、温度管理をせずに育成を行いたい場合はご注意ください。

セット内容の紹介

今回購入したものは育てる水草(L)

サイズはS/L/LLの三種類が販売されています。

内容物一覧

  • ガラス鉢
  • 水草の種
  • 流木
  • 説明書

さっそく水槽作り開始

土を入れる

撮影日:2019/10/08
それでは、さっそく作っていきましょう!
まずはガラス鉢に土をセット。

後述しますが、水を入れた後は土の整形がかなり難しくなるので、この時点で理想の形にしておくことをお勧めします。

水を入れる

土をセットしたら、水を入れて土を湿らせます。

記事内で扱う「水」は、水道水を一日汲み置きし、カルキ抜きしたものを使用しています。
説明書には、カルキ抜きの必要性までは書かれていませんが、最終的にお魚を入れるにせよ、水草だけで鑑賞するにせよ、カルキ入りの水は生体への影響が心配なので、ひと手間かかりますがカルキ抜きすることをおススメします。

水を入れる際には、写真のように、棒や鉢の壁面を水が伝わるようにして注いでください。
考えなしにドバドバ注ぐと、水流で土がぐちゃぐちゃになります!

土には、この後入れる「種」が水で浮いてしまわないようにするために濡れるとネバネバになる何かが含まれています。

水を入れた後に、土の形を直そうと思って土に触れると、、、、ネバネバでひっついて大変なことになってしまいます。

どうしても水をドバドバ注ぎたい人は自己責任でドバドバ注いでください。

水の量は、入れすぎないように注意してください。入れすぎると種が浮いてしまうようです。(ネバネバの力をもってしても)

種をまく

いよいよ種をまきます。
種同士が重ならないように慎重に種をまいていきます。

最終的なレイアウトの完成イメージがすでにある場合は、後々、小石や流木を配置する予定の場所には種をまかないようにしておくことをオススメします!

小石や流木を配置する際に、水草を下敷きにしないで済みます。

とはいえ、なかなかに難しい、、、。気を付けたものの、重なってしまっています。

ですが、結論から言うと、この程度であれば問題なく元気な水草に育ってくれたので、そこまで神経質にならなくてもよいのかな?と思います。

ラップをかける

説明書には書いてありませんでしたが、水分の蒸発・種の乾燥を防ぐために、ラップをかけました。

置き場所の注意点

直射日光のない、明るい場所に設置します。
私の場合は、二重すりガラスの近くの棚を設置場所に選びました。

発芽するまでは、霧吹きなどでこまめに水をかけ、土や種の表面が乾かないように注意します。

しかしこの時は、まさかあんな事が起こるなんて、想像もしていませんでした。
事件は設置後三日目の朝に起きたのでした、、、

2日目

撮影日:2019/10/09

3日目

撮影日:2019/10/10

ラップでよく見えませんが、妙な違和感を察知した私は、ラップをはがして衝撃の光景を目にしたのでした、、、!

事件発生!カビが生えてしまったら?

カ、、カビが生えてる!!!!??

慌てて説明書を読むと、説明書にもカビに関する記述がありました。

白いカビが発生したらピンセットなどで取り除きます。カビは水草の成長とともに減少します。

よかった、、、カビが生えてしまうことは珍しいことではないようです。

とはいえ、まったく対策しないわけにもいかないので、日中、部屋に人がいる時はラップをかけず、霧吹きの頻度を増やす夜寝る時はラップをかけて水分の蒸発を防ぐことにしました。

日々の成長記録

7日目 芽が出る

撮影日:2019/10/15

この時点ではまだカビが生えていますね。

8日目~11日目

カビが徐々に減っていく
撮影日:2019/10/16 – 2019/10/19

14日目~18日目

撮影日:2019/10/22 – 2019/10/26
カビが減ってきたあたりから、心なしか水草の成長が早くなったように感じる

21日目~24日目

撮影日:2019/10/29 – 2019/11/01
カビは完全に消滅、水草の背が伸びてくる

25日目~34日目

撮影日:2019/11/02 – 2019/11/11
成長速度が緩やかになったように感じる

35日目 だいぶ成長したので水をはる準備をする

撮影日:2019/11/12

いよいよ注水!

なんだかんだでバタバタしてしまい、レイアウトを行ったのは、設置から41日目のことでした。

レイアウト前の準備

撮影日:2019/11/18
水槽に付属していた石や流木を、レイアウトする前に水で洗います。

水道水で洗ったあとは、カルキ抜きをした水に浸して、水道水を取り除きます。

カルキ抜きした水が十分にある場合、カルキ抜きした水で洗ってしまってもいいと思います。

レイアウト開始!

水草を潰さないように慎重に設置していきます。

配置完了!

水をたっぷりと注ぎます

種をまいた時同様、やさしく壁面を伝うように水を入れていきます。
ドバドバ入れてしまうと、せっかく根を張った水草が抜けてしまします!

オリジナルアクアリウム完成!

季節や環境にもよりますが、私の場合は41日で完成しました!

このまま棚やテーブルに置いて鑑賞用にするもよし。めだかちゃんを入れて、めだか水槽にするもよし!

完成後は、1~2週間に一度、水をつぎ足して溢れさせるなどの方法で、水を交換してあげるといいみたいです。
水草は寒さには弱いので、水温が20℃を下回るような場合は、暖房を入れるなりヒーターを入れるなりで水温を維持してあげてください。

どうでしたか?基本的にはほとんど放置しておくだけで、こんなに素敵なアクアリウムが完成してしまいます!
このブログが、アナタの「あと一歩」の後押しになれたら幸いです。

最後まで読んでいただいて、ありがとうございました!

追記:79日目

撮影日:2019/12/26
だいぶ一人前の水草になってきました!